市場システムを超えて : 現代日本人のための「世直し原論」

高橋洋児 著

人は経済のために生きるのではない。人が生きるために経済はある。しかし史上最強の経済システムである資本制下にあって「豊かさ」の追求は競争原理と欲望生産の暴走を生み、われわれはモラル喪失状況にある。いま必要なのは「豊かさ」を「幸せ」に代え、生きることの意味を問い直すことである。ミクロ理性とマクロ理性、エゴイズムとアルトルーイズム、「自由」の意味等を複眼的に再検証し、実行可能な具体的プログラムとしての提示を試みる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 問題点と展望
  • 第1章 人間生活にとって商品経済とは何か
  • 第2章 資本制経済の強さの秘密
  • 第3章 富国の興隆と衰退
  • 第4章 市場システムは超えられるか-(その1)生産力過剰の理論
  • 第5章 市場システムは超えられるか-(その2)需要に応じた供給へ
  • 第6章 エゴイズムは超えられるか
  • 第7章 職分社会の構築へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 市場システムを超えて : 現代日本人のための「世直し原論」
著作者等 高橋 洋児
書名ヨミ シジョウ システム オ コエテ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1996.7
ページ数 260p
大きさ 18cm
ISBN 4121013085
NCID BN14740474
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
97025973
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想