風呂とエクスタシー : 入浴の文化人類学

吉田集而 著

壮麗な古代ローマの大浴場と、その娯楽性を継承したイスラームの風呂、心身の清浄・鍛練をはかるギリシャのギムナシウム、苦行・儀式と組み合わされたアメリカ・インディアンの熱気浴、民族のアイデンティティーとしてのフィンランドのサウナ、病気治療として伝播していったインドの仏典にみられる入浴法、中国の「浴堂」と朝鮮半島の「汗蒸」、日本の「風呂屋」「湯屋」…人は風呂にさまざまな意味を見出し、それぞれにふさわしい装置を創出してきた。まさに百花繚乱ともいうべき世界の風呂のありようとその系譜をたどり、「恍惚」=シャーマニズムとの関連において原初のなりたちに至る、画期的な労作。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 風呂とは何か
  • 第2章 アメリカ大陸の風呂
  • 第3章 ユーラシア西部の風呂
  • 第4章 アジア・アフリカの風呂
  • 第5章 風呂は恍惚にあり
  • 第6章 風呂の意味

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 風呂とエクスタシー : 入浴の文化人類学
著作者等 吉田 集而
書名ヨミ フロ ト エクスタシー
シリーズ名 平凡社選書 159
出版元 平凡社
刊行年月 1995.9
ページ数 307p
大きさ 20cm
ISBN 4582841597
NCID BN13087834
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全国書誌番号
96014583
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言語 日本語
出版国 日本
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