斎藤清明 著
一九四一年、植物学者三木茂博士が日本で出土した化石から発見した名づけたメタセコイアは、百万年前に姿を消したと考えられていた。ところが同じ年、中国四川省奥地で発見され、一九四八年、現生するメタセコイアとして新種記載された。化石は甦ったのである。本書は、古生物学、植物学の歩みを辿りつつ、国境を越えた学者間の友情、そして戦後日本の復興をこの木に託して詠まれた昭和天皇のエピソードを愛情こめて綴る物語である。
「BOOKデータベース」より
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