三種の神器

クルト・ジンガー [著] ; 鯖田豊之 訳

ドイツの経済学者ジンガーは、昭和六年に来日し、東大等で政治経済学を講じた。日本の風習と文化に深く心惹かれたジンガーは、日本人の心の深層に残る民族的遺産として三種の神器に着目し、鏡・剣・勾玉を正義・英知・敬虔という日本人の徳目の象徴と捉えた。中国と日本の生活観・芸術観を西洋人の立場から比較し、<日本的なもの>の本質を考察するなど、今なお新鮮さを失わない日本文化論の名著。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 幼年期の四季
  • 第2章 霧に閉ざされた文化
  • 第3章 自然のるつぼ
  • 第4章 調和の流れの法則
  • 第5章 少数の法則
  • 第6章 日本文化の幾何学的解釈
  • 第7章 日本と中国の比較
  • 第8章 書道・詩歌・禅
  • 第9章 サムライ-伝説と現実

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 三種の神器
著作者等 Singer, Kurt
鯖田 豊之
ジンガー クルト
書名ヨミ サンシュ ノ ジンギ
書名別名 Mirror,sword and jewel

西洋人の日本文化史観
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 1994.2
ページ数 286p
大きさ 15cm
ISBN 4061591134
NCID BN10330663
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全国書誌番号
94030576
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言語 日本語
原文言語 英語
出版国 日本
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