アウグスチヌス「告白」講義

矢内原忠雄 [著]

ローマ帝国崩壊期に、教父アウグスチヌスが著した『告白』は、結婚と世俗的栄達の道を捨ててキリストの教えに帰依し、光明を見出すまでの激しい内面の葛藤、母と子の物語を赤裸々に描いて名高い。本書は、その告白文学の最高傑作を、内村鑑三に師事し、軍国主義批判のため東大を追われた筆者が、自宅に開いた私塾で講義し、まとめたものである。千六百年前の魂の叫びが、今いきいきとよみがえる名著。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序言
  • 喚求
  • 嬰児時代
  • 少年時代
  • 十六歳
  • マニ教に入る
  • 暗中摸索
  • 友情論
  • 美と適合論
  • 学業の進歩〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アウグスチヌス「告白」講義
著作者等 矢内原 忠雄
書名ヨミ アウグスチヌス コクハク コウギ
シリーズ名 告白
講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 1993.9
ページ数 359p
大きさ 15cm
ISBN 406159091X
NCID BN0962000X
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全国書誌番号
95008008
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言語 日本語
出版国 日本
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