中世文化のカテゴリー

アーロン・グレーヴィチ 著 ; 川端香男里, 栗原成郎 訳

西ヨーロッパ中世の民衆は自分たちの生きる世界をどう見ていたのか。時間意識や空間感覚、また法・富・労働といった一連の概念はどのように捉えられて基本的人間関係が成り立っていたのか。バフチーンの流れをくむ著者が、エッダ、サガからダンテ『神曲』にいたるテクストの分析を通し、豊かな事例を挙げながら、現代人とはまったく異質な中世人の心性を浮かび上がらせてゆく。中世史研究に新しい展望をひらいた画期的な著作を、ル・ゴッフ『煉獄の誕生』について付論を収めた原書第二版から邦訳。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 序論・中世人の<世界像>
  • 第2章 中世の「クロノトポス」
  • 第3章 「国は法の上に建ち…」
  • 第4章 富と労働についての中世的表象
  • 第5章 結論-人間的個性を求めて
  • 付録 『煉獄の誕生』と文化史方法論の諸問題

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 中世文化のカテゴリー
著作者等 Gurevich, Aron IAkovlevich
Gurevich, Aron I︠A︡kovlevich
川端 香男里
栗原 成郎
Гypевич Арон Я.
グレーヴィチ アーロン
書名ヨミ チュウセイ ブンカ ノ カテゴリー
書名別名 Категории средневековой культуры. изд.2
シリーズ名 New history
出版元 岩波書店
刊行年月 1992.10
ページ数 477, 21p
大きさ 20cm
ISBN 4000036297
NCID BN08234270
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
93010282
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 ロシア語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想