母権論 : 序論・リュキア・クレタ

J.J.バッハオーフェン 著 ; 佐藤信行 ほか訳

本書はさまざまな二項対立-母と父、大地と天空、闇と光、死と生、ネイチャーとカルチャー-を含みながらも、それを超越した人間存在の原初である<母なる>世界を情熱的に描き出す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序論(母権という概念
  • 母権研究における神話の重要性
  • 女性支配を支える思考法
  • 母権研究に要求される思考能力
  • 女性支配と宗教性 ほか)
  • リュキア(リュキアの母権制に関するヘロドトス他の証言
  • 対アマゾン戦争の英雄、母権制の創始者ベレロポン
  • ベレロポン神話の核心としての死の思想
  • 木の葉の比喩。リュキア母権制の基礎としての物質的自然主義
  • リュキア母権制の属する宗教段階とその特徴 ほか)
  • クレタ(「父国」にかわる「愛する母国」の呼称
  • 万民兄弟の考えとローマのPARICIDIUM<親族殺し>概念
  • 町リュクトスの系図に見られる母系の優位 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 母権論 : 序論・リュキア・クレタ
著作者等 Bachofen, Johann Jakob
佐藤 信行
三浦 淳
佐々木 充
桑原 聡
バッハオーフェン J.J.
書名ヨミ ボケンロン
書名別名 Das Mutterrecht
出版元 三元社
刊行年月 1992.7
ページ数 285p
大きさ 19cm
ISBN 4883030091
NCID BN07921038
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全国書誌番号
92067118
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言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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