辻信一 著
1988年、カナダ政府は太平洋戦争中の日系人迫害が人種差別に基くものであったことを認め、正式の謝罪と賠償を発表した。これは当時日系人の受けた経済的損害への補償というにとどまらない。少数民族への差別の上に成立してきた北米社会の基盤そのものへの問い直しに直結している。一世、二世の日系カナダ人11人に聞き書きあるいは、手記を再構成、過去の沈黙を破って、その知られざる生き方を紡ぎだす。
「BOOKデータベース」より
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