母と子の絆 : その出発点をさぐる

宮本健作 著

母と子の相互の働きかけは、すでに胎児期に臍帯を通じてストレス・ホルモンを介して始まり、出産の前後に最高潮に達する。出産後は五感によるメッセージが加わって、母子間の相互の交流は深まる。この母と子の<絆>は、ともすれば自然発生的に生じると考えられているが、そうだろうか。急激に生活環境が変化した近年、胎児の診断法による成果をとり入れて、<絆>に新しい光を照射することにより、その本質と意味とを考察する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 母への自覚、母へのためらい
  • 第2章 愛情は人を育てる
  • 第3章 母子の絆
  • 第4章 母親から胎児へのメッセージ
  • 第5章 受精卵は生命である
  • 第6章 胚子から胎児への発達
  • 第7章 胎児は聴いている
  • 第8章 大切な脳を守る関門
  • 第9章 胎児の反応と行動を見る
  • 第10章 胎児も夢を見る?
  • 第11章 赤ちゃん誕生と母子相互作用
  • 第12章 眠り、泣き、微笑む乳幼児
  • 第13章 母乳は栄養剤、免疫剤、母子接着剤
  • 第14章 聴覚フィードバックとリハーサル
  • 第15章 豊環境は脳とことばを育てる
  • 第16章 語りかけと応答のすすめ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 母と子の絆 : その出発点をさぐる
著作者等 宮本 健作
書名ヨミ ハハ ト コ ノ キズナ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1990.12
ページ数 225p
大きさ 18cm
ISBN 4121009983
NCID BN05740451
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全国書誌番号
91039641
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言語 日本語
出版国 日本
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