境界の発生

赤坂憲雄 著

異界・他界という、差異の絶対的なメルクマールの喪われた現在、文化や歴史のくらがりに埋もれた境界の風景を、発生的に堀り起こし、今日のもっとも根源的な思想の構築を試みる意欲的論稿。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 発生としての境界(境界観念の古層その他
  • 交通の古代-チマタをめぐる幾つかの考察
  • 琵琶法師または神の司祭者
  • 杖と境界をめぐる風景
  • 人身御供譚の構造)
  • 第2章 境界という場所(柳田国男 幻像としての常民
  • 南方熊楠 山人への訣れ
  • 折口信夫 まれびとたちの黄昏
  • 山口昌男 天皇制とその外部
  • 網野善彦 無縁という背理の時間
  • 吉本隆明 不在らる闇、そして外部)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 境界の発生
著作者等 赤坂 憲雄
書名ヨミ キョウカイ ノ ハッセイ
シリーズ名 ディヴィニタス叢書 1
出版元 砂子屋書房
刊行年月 1992.8
版表示 再版.
ページ数 370p
大きさ 20cm
NCID BA44829371
BN03647025
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
98065144
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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