ローマ人盛衰原因論

モンテスキュー 著 ; 大岩誠 訳

古代に一大帝国を築き上げたローマはなぜ滅びたのか?今も強い関心をよぶこの問題に対し,共和制を放棄し帝制への移行が衰亡の原因であったと説く歴史論。ルイ14世の絶対主義批判を企図したモンテスキュー(1689〜1755)が、古代ローマを素材に歴史の法則性を追求したもので、『法の精神』『ペルシア人の手紙』とならぶ3部作の1つ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • ローマの始まり
  • ローマのなした戦争
  • ローマ人における戦争の技術について
  • いかにしてローマ人は強大になることができたか
  • ローマ没落の2つの原因論
  • ローマ人の腐敗について
  • 国家内部における変化
  • ローマ人によって採用された新しい原則
  • 東帝国の無秩序〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 標題
  • 目次
  • 第一章 一 ローマの創建 二 その戰 / 7
  • 第二章 ローマ人社會における武術について / 17
  • 第三章 どうしてローマ人は榮えることができたか / 24
  • 第四章 一 ガルリア人 二 ピルルスについて 三 カルターゴとローマの對立 四 ハンニバル戰爭 / 28
  • 第五章 カルターゴ人沒落後のギリシア、マケドニア、シリア、エジプトの形勢について / 41
  • 第六章 あらゆる民族を支配するためにローマ人のとつた行動について / 54
  • 第七章 ミトリダーテースはどうして彼らに抵抗することができたか / 68
  • 第八章 都うちにいつも存在してゐた軋轢について / 72
  • 第九章 ローマ滅亡の二原因 / 80
  • 第十章 ローマ人の廢頽について / 87
  • 第十一章 一 スルラについて 二 ポムペーイウスとカエサルについて / 91
  • 第十二章 カエサルの死後におけるローマの情勢について / 107
  • 第十三章 アウグスツス / 114
  • 第十四章 ティベリウス / 125
  • 第十五章 カーイウス・カリグラからアントーニヌスにいたる皇帝たちについて / 132
  • 第十六章 アントニーヌスからブローブスにいたるまでの帝國の狀態について / 144
  • 第十七章 國內における變化 / 158
  • 第十八章 ローマ人のとつた新しい方針 / 168
  • 第十九章 一 アッティラの興起 二 蠻族定住の原因 三 西ローマ帝國がまづ第一に滅ぼされた理由 / 176
  • 第二十章 一 イウスティーニアーヌスの征服について 二 その政治について / 186
  • 第二十一章 東ローマ帝國の擾亂 / 198
  • 第二十二章 東ローマ帝國の衰微 / 204
  • 第二十三章 一 東ローマ帝國の存續した理由 二 その潰滅 / 219
  • 解說 / 229

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 ローマ人盛衰原因論
著作者等 Montesquieu, Charles de Secondat
大岩 誠
栗田 伸子
田中 治男
モンテスキュー
書名ヨミ ローマジン セイスイ ゲンインロン
シリーズ名 岩波文庫
出版元 岩波書店
刊行年月 1941.5
版表示 第3刷
ページ数 233p
大きさ 16cm
ISBN 4003400550
NCID BA31863967
BN00925110
BN03643545
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全国書誌番号
87090049
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 フランス語
出版国 日本
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