如是閑(1875‐1969)は「断じて行わず」を座右銘に、あくまで「見る」立場から、生涯を一管の筆に託して生き通した。本文庫は、彼の長い軌跡の中で最も精彩を放っている大正デモクラシーから昭和ファシズム批判の時期に焦点をあて、さらに随筆・人物評を加えて、大宅壮一をして「思想のピラミッド」といわしめた著者の全体像を示すべく努めた。
「BOOKデータベース」より
如是閑は「断じて行わず」を座右銘に、あくまで「見る」立場から、生涯を一管の筆に託して生き通した。本文庫は、彼の長い軌跡の中で最も精彩を放っている大正デモクラシーから昭和ファシズム批判の時期に焦点をあて、さらに随筆・人物評を加えて、大宅壮一をして「思想のピラミッド」といわしめた著書の全体像を示すべく努めた。
「BOOKデータベース」より