福原麟太郎 著
著者はつとにすぐれた文章家としてきこえたが、話芸においても卓越し、独自の風格をそなえていた。いかにもやさしそうに見える表現の中に、重要なことはしっかりとおさえ、深い洞察を包みこんで、シェイクスピアの作品のひとつひとつを、みずみずしく、ふくよかないのちをもったものとして、滋味あふれる口調で語っている。人間世界の面白さがイングリッシュ・ヒューマーのゆたかな味わいの中に生き生きとつたわってくる名講演集。
「BOOKデータベース」より
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