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生物から岩石ができる話
ジョルジュ・ドフランドル 著 ; 菅原健, 田中元治 共訳
[目次]
- 目次
- 譯者のまえがき / p3
- はじめに / p13
- 序論 / p16
- 埃、丘、山が生物からできること
- 化石、ヘロドトスからヴォルテール、パリシ、レオナルド・ダ・ヴィンチにいたる
- 岩石の分類
- 顯微鏡と堆積物
- 水中の微生物、プランクトンと原生生物
- 第一章 堆積岩の起源と生成 / p23
- 古代の知識
- 珊瑚、軟體動物、藻類が作る岩石
- 海底土と微生物の化石化
- 微生物の沈澱機構
- 第二章 碧玉、放散蟲の岩石 / p31
- 寳石商、裝飾 および顯微鏡下の寶石
- 放散蟲の發見、その生物學
- その形の多樣性とすばらしさ
- 放散蟲が非常に古いものであること
- 碧玉の生成論
- 放散蟲石の山、すなわち古代の深海底泥
- 第三章 磨砂石、珪藻の岩石 / p46
- 古代の磨粉
- 浮石と聖ソフィヤ敎會のドーム
- ダイナマイトと珪藻
- この珪酸質藻類の生物學および豐富な裝飾
- 珪藻を含有する底泥、すなわちトリポリまたは珪藻石
- 北アフリカの鑛床、カリフォルニアの鑛床から全世界の鑛床へ、珪藻性岩石の重要性とその分布
- 近代生活および近代技術における珪藻石の多くの用途
- 第四章 珪石 / p61
- 切った石から燧石、ロンクリートにおよぶ
- 珪石と先史時代
- 珪石の生物的起源
- 珪石の速い生成と化石プランクトンのミイラ化現象
- 鐵筋コンクリートの砂利は奇妙でしかもすばらしい微化石の墓地であること
- 第五章 白堊、コッコリトおよび有孔蟲の岩石 / p72
- 白墨の埃と顯微鏡
- 白堊の有機的起源。リンネおよびビュッフォン
- コッコリトとコッコリトフォリダエ、その微小さに對してその數の莫大なこと
- 有孔蟲の小さいものと大きなもの
- フズリナと葉卷タバコの顯微鏡的類似
- 古生代の海、フズリナの海
- 白堊の有孔蟲
- バン・ロワイヤルを作っている石とミリオラを含む石灰岩
- ギゼーのピラミッドの≪小さなえんどう豆≫と銅貨の恰好をしている貨幣石
- 有孔蟲の建設作用が連續的で莫大であること
- 石油硏究について
- 科學と技術、有孔蟲が石油探鑛に役立つこと
- 滴蟲類を含む岩石
- 第六章 石炭、特に藻類起源の炭類 / p97
- 石炭紀の森林がいろいろ變化を受けること
- 石炭が森林のある場所にできたり、他所へ運ばれてできたりすること
- 石炭紀の植物の痕跡はどこにあるか
- ≪瀝靑≫石炭の基礎物質
- 藻炭と水の花、沼澤地全體が化石になってガス會社に原料を提供していること
- 胞子や花粉のキチン質からできている石淡、セルローズ質の石炭
- 油質炭から無煙炭まで
- 北佛の炭田と石炭紀の潟湖の樣相
- 古植物學にセルロイド膜が使われること
- 第七章 石油、瀝靑 / p113
- 時代をさか上って、飛行機から中世まで、アレキサンダー大帝からセミラミスまで
- 石油の生物學的起源
- 母岩と油槽岩、炭化水素の移動
- 有機物の化石化
- 瀝靑化、微生物醗酵
- 石油中に生きているバクテリヤ
- 石炭と炭化水素
- 瀝靑の主な源、海洋性プランクトン
- カリフォルニアの石油と珪藻
- プランクトンがエネルギーを蓄積すること
- 石油の多樣性は海洋性プランクトンの多樣性によって說明できること
- 現代のモーターのひびきから古代の海の漣の音を思い起すこと
- 地球上の石油が最後の一滴まで使われてしまうのはいつか
- 第八章 あらすじと結び / p129
- 岩石生成における生物の作用の大きなこと
- 微生物の働きが古くからつづいていてその種類がいろいろあること
- 生物の微小さと鑛床の大きなことが對照的なこと
- 大洋の生產力と時間の要素
- 顯微鏡的古生物學は多くの開拓すべき分野をもつていること
- 參考書 / p1
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
生物から岩石ができる話 |
著作者等 |
Deflandre, Georges
田中 元治
菅原 健
ジョルジュ・ドフランドル
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書名ヨミ |
セイブツ カラ ガンセキ ガ デキル ハナシ |
シリーズ名 |
文庫クセジュ ; 第91
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出版元 |
白水社 |
刊行年月 |
1953 |
ページ数 |
133p |
大きさ |
18cm |
NCID |
BN03312978
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全国書誌番号
|
53003136
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言語 |
日本語 |
原文言語 |
フランス語 |
出版国 |
日本 |
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