感応の精神病理

西田博文 著

本書のいう感応現象には、病棟内での患者同士の影響、精神病の母親が子供に与える影響、若者の宗教活動・政治活動への没頭、心中と集団自殺、学生間のヒステリーの流行などが含まれる。歴史的でしかも現代的で興味深い感応現象を、著者は詳細な引用症例15と自験症例7を添えてコンパクトにまとめている。読者は本書を読むことによって、理論と臨床の双方を身につけることができるであろう。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 感応現象の歴史と研究史
  • 第2章 感応現象の構造と基本類型
  • 第3章 亜型詳論(妄想感応型
  • 憑依感応型
  • ヒステリー感応型)
  • 第4章 ライフサイクルと感応現象(小児期と感応
  • 思春期、青年期と感応
  • 老年期と感応)
  • 第5章 総括、および今後に向けて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 感応の精神病理
著作者等 西田 博文
書名ヨミ カンノウ ノ セイシン ビョウリ
出版元 金剛
刊行年月 1989.1
ページ数 168p
大きさ 22cm
ISBN 4772403035
NCID BN03283439
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
89018994
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言語 日本語
出版国 日本
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