心と脳のしくみ

時実利彦 著

心と脳はどうかかわりあうか。古くから、心の働きがからだのどの部分とどのような関係をもつのか、さまざまな憶測がなされてきた。近年の大脳生理学のめざましい進歩はこの謎を次々に解き始めた。まず、大脳皮質の、系統発生的に見て古い部分と新しい部分の役割の違いが明らかになった。人間の複雑な脳と心の働き-欲望と情動のうごめきとその抑制の機制が、ユーモアあふれるエピソードをまじえ、これ以上ない平明さで語られる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 心の座を求めて
  • 2 人間の脳はなぜすぐれているか
  • 3 精神活動の謎を解く
  • 4 大脳皮質の人間模様
  • 5 脳波が語るもの
  • 6 意識を支える鍵
  • 7 心ここにあらざれば
  • 8 <新しい皮質>と<古い皮質>
  • 9 怒りの心
  • 10 快楽を追う心
  • 11 体験と知識
  • 12 夢みる心
  • 13 よろめく心
  • 14 心のうさの捨てどころ
  • 15 人間とは何か
  • 時実先生のお人柄と偉大な業績(川村浩)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 心と脳のしくみ
著作者等 時実 利彦
書名ヨミ ココロ ト ノウ ノ シクミ
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 1988.3
ページ数 230p
大きさ 15cm
ISBN 4061588214
NCID BN03078349
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
88029541
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言語 日本語
出版国 日本
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