石田三成

今井林太郎 著

関ヶ原の戦に一敗地に塗れ、ついに再起し得なかった三成の末路は悲愴である。秀吉の奉行として縦横の才腕を振っただけに、敵も多く、秀吉の死後はむしろ逆境に追いやられた。豊家の恩顧と、家康打倒との交錯したその心境はどうであったか。本書は四十年の波瀾に富んだ生涯を、正確な史料を通してダイナミックに描く出した。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • おいたち
  • 三成の奉行抜擢
  • 南征北伐
  • 朝鮮出兵と三成
  • 三成のいわゆる「策謀事件」とその真相
  • 佐和山城主としての三成
  • 太閤検地と三成
  • 三成の佐和山引退
  • 三成の挙兵
  • 関ヶ原合戦
  • 三成の最期
  • 三成の人柄とその教養
  • 略年譜

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次
  • はしがき
  • 第一 おいたち / p1
  • 一 三成の出生とその家系 / p1
  • 二 三成の幼少期 / p4
  • 第二 三成の奉行抜擢 / p11
  • 一 北国征伐と三成 / p11
  • 二 奉行に就任 / p14
  • 第三 南征北伐 / p19
  • 一 九州征伐と三成 / p19
  • 二 小田原征伐と三成 / p28
  • 三 奥羽地方の経略と三成 / p36
  • 第四 朝鮮出兵と三成 / p43
  • 一 三成の名護屋下向 / p43
  • 二 三成の渡鮮 / p47
  • 三 講和交渉の進行 / p51
  • 四 再度出兵 / p58
  • 五 在鮮部隊の撤収 / p61
  • 六 三成と諸将との確執 / p64
  • 第五 三成のいわゆる「策謀事件」とその真相 / p70
  • 一 豊臣秀次事件と三成 / p70
  • 二 蒲生・上杉両氏の転封と三成 / p76
  • 三 小早川秀秋の所領没収と三成 / p80
  • 第六 佐和山城主としての三成 / p86
  • 一 佐和山城主に就封 / p86
  • 二 佐和山城の修築 / p90
  • 三 領内の政治 / p93
  • 四 鉄砲鍛冶の保護 / p102
  • 第七 太閤検地と三成 / p104
  • 第八 三成の佐和山引退 / p116
  • 一 秀吉の晩年 / p116
  • 二 家康の誓約違背 / p125
  • 三 三成の佐和山引退 / p131
  • 四 佐和山引退後の伏見・大阪の情勢 / p135
  • 五 家康の会津征伐 / p140
  • 第九 三成の挙兵 / p145
  • 一 佐和山城の三成 / p145
  • 二 三成の挙兵 / p152
  • 三 伏見城の攻略 / p157
  • 四 田辺城の攻略 / p159
  • 五 家康の西上決定 / p160
  • 六 三成の美濃出撃 / p162
  • 七 東軍の美濃進撃 / p169
  • 第一〇 関ヶ原合戦 / p174
  • 一 三成陣営の形勢 / p174
  • 二 関ヶ原に於ける両軍の配置 / p187
  • 三 関ヶ原の戦闘 / p193
  • 四 佐和山城の没落 / p200
  • 五 大垣城の開城 / p204
  • 六 徳川家康の大阪入城 / p206
  • 第一一 三成の最期 / p208
  • 第一二 三成の人柄とその教養 / p221
  • 一 三成の人柄 / p221
  • 二 三成の教養 / p227
  • 略年譜 / p237
  • 参考文献 / p240
  • 関ヶ原の戦の図

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 石田三成
著作者等 今井 林太郎
日本歴史学会
書名ヨミ イシダ ミツナリ
シリーズ名 人物叢書
出版元 吉川弘文館
刊行年月 1961
版表示 〔新装版〕
ページ数 241p 図版
大きさ 18cm
ISBN 4642051422
NCID BN02849057
BN0288172X
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全国書誌番号
61011345
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言語 日本語
出版国 日本
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