詩人たちの時空 : 漢賦から唐詩へ

戸倉英美 著

中国の文学を語るにはなによりも詩を語らねばならない。中国の古代から中世へ推移していく歴史の流れのなかで、司馬相如・曹植・阮籍・陶淵明・謝霊運などの、わが国でもなじみ深い多くの作品をとりあげて、詩人たちの時間と空間意識を読みとり、人間の感性ひいては「世界」感覚を丹念に究明。中国の古代・中世人の一つの精神史を垣間みるとともに、絢爛たる唐詩の世界を斬新に展望する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 漢代の文学における「全体の」精神
  • 2 漢魏六朝詩の空間表現(漢賦の空間
  • 古詩の時間と空間
  • 運動の詩人 曹植
  • 空間の詩人 阮籍
  • 西晋の詩 障壁画的自然
  • 陶淵明 空間の変化
  • 謝霊運 清暉と余清
  • 謝〓@52C0 凝縮した空間)
  • 3 別れの詩の時間と空間

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 詩人たちの時空 : 漢賦から唐詩へ
著作者等 戸倉 英美
書名ヨミ シジンタチ ノ ジクウ
シリーズ名 平凡社選書 120
出版元 平凡社
刊行年月 1988.6
ページ数 285p
大きさ 20cm
ISBN 4582841201
NCID BN02378970
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全国書誌番号
88053390
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言語 日本語
出版国 日本
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