徳川慶喜 : 将軍家の明治維新

松浦玲 著

体制が崩壊の危機に直面したときこそ政治家の力量が試される。それぞれの思惑を秘めて画策する朝廷と雄藩と幕閣との複雑微妙な幕末の政治動向の渦中で、最後の将軍はどれほど時代の展望をもっていたのか。英名の君主ともいわれ、凡庸な野心家にすぎないとも評される多面的な人物像の真実を明らかにすると同時に、武家政治の終焉に立ち合うことになった徳川慶喜という悲運の将軍の心情と行動様式を通して、国家とはなにかを考える。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 水戸に育つ
  • 2 将軍不在
  • 3 慶喜後見職
  • 4 禁裏守衛総督
  • 5 最後の将軍
  • 6 壮年閑居
  • 7 昔夢会の虚実

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 徳川慶喜 : 将軍家の明治維新
著作者等 松浦 玲
書名ヨミ トクガワ ヨシノブ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1975
版表示 増補版
ページ数 203p
大きさ 18cm
ISBN 4121903978
NCID BN01950383
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全国書誌番号
73010752
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言語 日本語
出版国 日本
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