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ランボオからサルトルへ : フランス象徴主義の問題
平井啓之 著
[目次]
- 目次
- 序
- 一 ランボオ論 / 1
- a 現代精神の先駆者 / 1
- b ヴェルレーヌ、マラルメのランボオ観 / 4
- c マラルメの静性-詩人の《部屋》について / 7
- d 偶然性の問題 / 11
- e ベルグソン哲学に於ける偶然性 / 14
- f 芸術創造と偶然性 / 19
- g 詩作と偶然性 / 26
- h 『酔いどれ舟』 / 30
- i ヴォワイヤン(見者)の手紙 / 37
- j 動性の詩性-万物交感の手法- / 40
- k 心象の流動-マラルメ / 43
- l 視点の流動-ランボオ / 47
- m 空間に於ける無意識世界 / 52
- n 自由、逃走、宿命 / 54
- 二 ヴァレリー論 / 60
- I ベルグソンとヴァレリー / 60
- 小序 / 60
- a 言語の問題 / 62
- b ツェノンの詭弁を廻って / 66
- c 「万能の人」の秘密 / 72
- d 「内面には劇がある」こと / 75
- e 『海辺の墓』-音楽の富の意味- / 80
- II 『わがファウスト』を廻って / 85
- a 晩年のヴァレリー / 85
- b 《孤独者》とファウスト博士-実存的孤独と純粋自我- / 90
- c 《やさしさ》-真に女性的なもの / 97
- d 《筆舌に盡し難いもの》 / 101
- 三 プルースト論 / 103
- I 『失われた時を求めて』論-知性と肉感性についての考察- / 103
- 小序 / 103
- 1 プルーストの小説に於ける記憶について / 105
- 2 プルースト世界に於ける現在時 / 121
- 3 デカルト的人間像に対してプルーストが提示した人間像、肉感的人間l'homme sensuelについて / 134
- 4 プルースト世界の決定因としての語源的意味に於ける肉感性について、および、プルーストの世界に於ける知性の重要性 / 143
- 5 プルーストの世界に於ける生の歓喜について / 152
- 6 プルーストと象徴主義 / 160
- 7 l'homme sensuelの宿命 / 169
- 一 心の間歇について / 169
- 二 プルースト世界のくりかえし性について / 172
- 三 偶然性の問題 / 174
- 8 『見出された時』について / 176
- 9 コルク部屋 / 189
- II プルーストとサルトル / 192
- a 『嘔吐』のアニーの言う《完璧な瞬間》とは? / 192
- b 偶然性の問題 / 197
- c プルーストの小説に於ける未来時 / 200
- 四 想像力の問題 / 203
- I サルトルの世界に於ける想像力 / 203
- 1 サルトルの所説 / 203
- 2 『嘔吐』の含む矛盾の意味 / 211
- II プルーストの世界に於ける想像力 / 215
- 1 『娯しみと日々』 / 215
- 2 特権的瞬間と想像力 / 219
- 3 過去時の復権のための感覚の役割 / 223
- III エドガー・ポー論 / 227
- 序章 ポー評価の対立 / 227
- 1 ポーに於ける想像力 / 231
- 2 実存的諸相-偶然性、二重人格、他者の眼、潜在意識- / 243
- 3 死に抗うもの / 249
- 4 宇宙説 / 254
- 5 狂気について-ポーとネルヴァル、《夢と人生》- / 264
- 五 サルトルの世界に於ける美の観念 / 272
- 結章 精神史的展望-ルソー、ヴァレリー、サルトル- / 284
- 後記 / 293
- 書誌
- 索引
「国立国会図書館デジタルコレクション」より
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書名 |
ランボオからサルトルへ : フランス象徴主義の問題 |
著作者等 |
平井 啓之
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書名ヨミ |
ランボオ カラ サルトル エ : フランス ショウチョウ シュギ ノ モンダイ |
出版元 |
弘文堂 |
刊行年月 |
1958 |
ページ数 |
294p 図版 |
大きさ |
22cm |
NCID |
BN01937294
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全国書誌番号
|
58009933
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言語 |
日本語 |
出版国 |
日本 |
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