初期プラトン哲学

加藤信朗 著

プラトンは対話篇という戯曲様式の哲学の書物を書いた。登場人物の説がプラトン自身の説であるという保証は、どこにもない。作者プラトンは何処にいるのか、プラトンの哲学は何処にあるのか…。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 プラトン解釈の問題点(対話篇とプラトンの哲学
  • プラトン哲学の三つの顔)
  • 第1章 端初-真相の究明/『ソクラテスの弁明』篇(告訴状
  • 真相)
  • 第2章 知-知と不知への関わり/『カルミデス』篇(『ソクラテスの弁明』篇の場合
  • 自己の知-知の関係性と回折性
  • 三つの輪-筬言・クリティアス・ソクラテス
  • ソクラテスの場所-知と不知への関わりとしての自己の知)
  • 第3章 徳-「徳とは何であるか」の問/『ラケス』篇(ラケスの定義とその吟味-「勇気とは何であるか」の問について
  • ニキアスの定義とその吟味-いわゆる主知主義的倫理説の問題
  • ソクラテスの介入の意義-存在の生成)
  • 終章 途上-想起説/『メノン』篇(アポリア
  • ミュートス
  • 実例)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 初期プラトン哲学
著作者等 加藤 信朗
書名ヨミ ショキ プラトン テツガク
出版元 東京大学出版会
刊行年月 1988.1
ページ数 277, 14p
大きさ 22cm
ISBN 413010053X
NCID BN01915178
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全国書誌番号
88020752
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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