神話と宗教 : 古代ギリシャ宗教の精神

W.F.オットー 著 ; 辻村誠三 訳

[目次]

  • 目次
  • 序章
  • ギリシャの神々は今のわれわれにはもう関わりを持たないのだろうか / p3
  • 神的なものは経験によってのみ知られ得る / p6
  • ギリシャの神々の世界に対する軽蔑は何に由来するのだろうか / p8
  • <おとぎの国の美しき存在> / p10
  • 神話に目を開いたロマン主義 / p12
  • 生気あふれた神話研究の限界と消滅 / p15
  • 神々についての間違った解釈-粗野な誤謬の帰結 / p16
  • アニミズム。E・B・タイラーとH・ウーゼナー / p18
  • 宗教、呪術、および<原始的なるもの> / p20
  • 神々を自然現象にかこつけた意志とみなす間違った解釈 / p22
  • 神話解釈と深層心理学 / p24
  • 神話の根源的現われ / p28
  • 第一章
  • オリュンポスの神々はなぜ絶えず新たに輝きだすのだろうか / p37
  • ギリシャの神々は威圧的な啓示を必要としない / p39
  • ムーサ女神たち / p42
  • 本質的なもの、大いなるものは歌われることを欲する / p45
  • 神々はその存在によって人々を慰める / p48
  • はるか、至福のうちに住む神々 / p51
  • オリュンポスの神々に対する信仰の告白 / p55
  • 神々の遍在 / p62
  • われわれの生活経験と古代ギリシャの証言-意志の決断と模範的な姿 / p66
  • 神々は人間を内奥において動かすもののうちに現われる / p68
  • ギリシャ人に特有な道義の概念 / p70
  • 人間の意義深い行為においては神が行為する / p77
  • ギリシャ人の道徳的にして、宗教的なる意識 / p82
  • 死者信仰 / p84
  • 神話の真理に向かっての人間の高揚 / p89
  • 存在の幸運な局面 / p95
  • 自らのうちに安らい、かつ一切をみそなわす神 / p101
  • 第二章
  • 神々によせるギリシャ人の愛 / p109
  • 浄福 / p110
  • 敬虔なる畏怖としての恥じらい(アイドース) / p112
  • 喜ばしきもの(カリス) / p116
  • 神々は<擬人>ではない。神々は本質的なもの、真実なものに対して目を開かせる / p122
  • 神の多数性と統一性 / p126
  • 意志と服従とに代わる愛 / p132
  • ギリシャ的神経験の本質-存在が蔵する無限な富の開示 / p136
  • <太古の>神々と偉大なるオリュンポスの神々 / p138
  • アプロディーテー / p140
  • アプロディーテーの支配領域 / p144
  • 宇宙的な力としてのアプロディーテー / p149
  • アルテミスとその政界の領域 / p151
  • アポローン-分別・節度・秩序を命令する彼の断乎たる意志 / p157
  • アポローン-浄化する者 / p162
  • アポローン-秩序の確立者 / p166
  • アポローン的音楽の起源と意味 / p168
  • アポローン的精神 / p171
  • アポローンの帰一的な世界 / p173
  • 十九世紀の歴史主義が犯した誤謬 / p175
  • アテーネー-思慮深い行為の放つ神々しい明るさ / p177
  • ディオニューソス-回帰する原始世界の神 / p183
  • オリュンポス宗教の象徴-ディオニューソスとアポローンとの提携 / p190
  • 古代ギリシャ人の宗教-百科辞典としての見出し語 / p193
  • 原著者について / p201
  • 神名・人名索引 巻末

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 神話と宗教 : 古代ギリシャ宗教の精神
著作者等 Otto, Walter Friedrich
辻村 誠三
W.F.オットー
書名ヨミ シンワ ト シュウキョウ : コダイ ギリシャ シュウキョウ ノ セイシン
シリーズ名 筑摩叢書
出版元 筑摩書房
刊行年月 1966
ページ数 212p
大きさ 19cm
NCID BN01888100
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全国書誌番号
66001381
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本
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