欧州共同体への道 : 国家を超える風景

佐藤陸雄 著

2度の世界大戦を経たヨーロッパが、平和と安定への試みとして欧州共同体(EC)への道を選択して30年、各国とも難問を抱え、順調な成果を生んでいるとはいい難いものの、大戦直後の理想主義は脈々と生きている。そのEC諸国が日本に強い不信感を抱くのはなぜか。そこには単なる貿易収支不均衡によるものではない、本質的価値観への疑問があるのではないか。ヨーロッパはいま、民主主義と国際性の意味を日本に問いかけている。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 日本はなぜ脅威なのか
  • 第2章 欧州共同体の光と影-ローマ条約から30年
  • 第3章 どこへ行く英国-大英帝国の残照
  • 第4章 欧州を引張るフランス-歴史を変えた独仏の和解
  • 第5章 ナショナリズムの克服-ECに賭ける西ドイツ
  • 第6章 国家を超えるEC-取り残される日本

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 欧州共同体への道 : 国家を超える風景
著作者等 佐藤 陸雄
書名ヨミ オウシュウ キョウドウタイ エノ ミチ
シリーズ名 中公新書
出版元 中央公論社
刊行年月 1987.6
ページ数 224p
大きさ 18cm
ISBN 4121008413
NCID BN01212338
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
87045813
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言語 日本語
出版国 日本
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