ニーベルンゲンの歌  前編

相良守峯 訳

ニーベルンゲンの宝を守る竜の血を浴びて不死身となったジーフリト。だが妃クリエムヒルトの兄グンテル王の重臣ハゲネの奸計により殺されてしまう。妃の嘆き、そして復讐の誓い。こうして骨肉相喰む凄惨な闘いがゲルマン的忠誠心の土壌のうちに展開する。均整のとれた美しい形式と劇的な構成をもち、ドイツの『イーリアス』と称せられる。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次
  • 前篇(ジーフリトの暗殺)
  • 第一歌章 クリエムヒルト夢みること / 7
  • 第二歌章 ジーフリトのこと / 12
  • 第三歌章 ジーフリト、ウォルムスへ乗りこむこと / 19
  • 第四歌章 ジーフリト、ザクセン人と戦うこと / 45
  • 第五歌章 ジーフリトとクリエムヒルト逢初めのこと / 77
  • 第六歌章 グンテル王、イースラントのプリュンヒルト往訪のこと / 94
  • 第七歌章 グンテル、プリュンヒルトを手に入れること / 111
  • 第八歌章 ジーフリト、ニーベルンゲンの国に募兵に赴くこと / 136
  • 第九歌章 ジーフリト、ウォルムスに先触れの使者となること / 148
  • 第十歌章 プリュンヒルト、ウォルムスで歓迎されること / 161
  • 第十一歌章 ジーフリト、妻と共に帰国すること / 190
  • 第十二歌章 グンテル、ジーフリトを饗宴に招いたこと / 199
  • 第十三歌章 彼らが饗宴に出向いたこと / 213
  • 第十四歌章 二人の王妃相争うこと / 223
  • 第十五歌章 ジーフリト裏切られること / 240
  • 第十六歌章 ジーフリト暗殺のこと / 251
  • 第十七歌章 クリエムヒルト、夫を悼み、且つ葬うこと / 274
  • 第十八歌章 ジゲムント帰国のこと / 292
  • 第十九歌章 ニーベルンゲンの宝がウォルムスに齎されたこと / 300
  • 訳註 / 313
  • 解説 / 319

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 ニーベルンゲンの歌
著作者等 相良 守峯
書名ヨミ ニーベルンゲン ノ ウタ
シリーズ名 岩波文庫
巻冊次 前編
出版元 岩波書店
刊行年月 1955
版表示 改版
ページ数 326p
大きさ 15cm
ISBN 4003240111
NCID BN01030760
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全国書誌番号
55008723
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 中期高地ドイツ語(1050年頃 - 1500年頃)
出版国 日本
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