タウト芸術の旅 : アルプス建築への道

土肥美夫 著

「第二のアルプス建築」とそれを名づけたとき、ブルーノ・タウトは桂離宮になにを見ていたのか。革命と両大戦にはさまれたドイツの疾風怒涛の時代を、彼は芸術思想上の背反する志向をかかえつつ歩んだ-幻想的な表現主義建築と<共同体>理念のあらわれとしての「田園都市構想」、そして革命を志向するユートピア建築と現実的な大集合住宅群(ジードルンク)の建設。世紀末に遡る前衛思想の激しい渦動の中に、一つの軌跡をヴィヴィッドに描く、思想の旅のドキュメント。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 世紀末を超えて
  • 第2章 新しい建築芸術の翼のもとに
  • 第3章 共同体の大ジードルンクへ向けて
  • 第4章 故国ドイツを離れて
  • アルプス建築(全訳)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 タウト芸術の旅 : アルプス建築への道
著作者等 土肥 美夫
書名ヨミ タウト ゲイジュツ ノ タビ
シリーズ名 旅とトポスの精神史
出版元 岩波書店
刊行年月 1986.12
ページ数 273, 11, [28]p
大きさ 19cm
ISBN 4000043587
NCID BN00824383
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全国書誌番号
87013805
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言語 日本語
出版国 日本
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