野本寛一 著
日本民俗学に発想転換を迫る必読の書!たとえば奄美大島には年四回におよぶハブ除け行事があり、その背景には、ハブ→ネズミ→畑作物という食物連鎖と、この連鎖をふまえてはじめて暮らしが成り立つという民俗構図があった。ここに著者が提唱する「生態民俗学」は、生態学の視点と概念を民俗学へ導入し、民俗相互の複雑な連関を解きほぐしつつ民俗の生成と構造を明らかにする画期的試みである。
「BOOKデータベース」より
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