斎藤忠 編
本巻は、官衙と寺院との問題をとりあつかった。古代において、官衙と官寺とは密接な関係にあり、現代の考古学の視点でも屋根瓦をもった建築遺構群をもつものとして、共通した要素を含んでいる。古代の宮城について、それぞれの関係学者の見解を紹介するとともに、大宰府と多賀城、さらに国庁・郡衙をとりあげ、寺院跡に触れ、あわせて木簡と墨書土器をも収めた。
「BOOKデータベース」より
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