後白河上皇

安田元久 著

後白河上皇は、平氏の盛衰を経て鎌倉幕府の確立期に至る激動期のなかで、院政という政治形態を背負って、「治天の君」としての生涯を送った人物だった。為政者集団のなかでの政治力学的構造を変化させた院政の担い手として、上皇は特に独裁的専制的立場を強化した存在である。本書は、その政治的軌跡の考察に主眼をおいて書かれた興味深い人物史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 激動期の帝王
  • 仮の皇位継承者
  • 保元の乱の勃発
  • 策士少納言入道信西
  • 平治の乱
  • 寺院勢力との葛藤
  • 反平氏勢力の黒幕
  • 「治天の君」の権謀術数
  • 専制君主の光芒

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 後白河上皇
著作者等 安田 元久
書名ヨミ ゴシラカワ ジョウコウ
シリーズ名 人物叢書 新装版
出版元 吉川弘文館
刊行年月 1986.11
版表示 〔新装版〕
ページ数 219p
大きさ 19cm
ISBN 4642050795
NCID BN0048333X
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全国書誌番号
87006066
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言語 日本語
出版国 日本
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