大正自由教育の研究

中野光 著

金沢大学在職中(1959‐1969)の著者の研究のまとめ。

「BOOKデータベース」より

付: 参考文献

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

[目次]

  • 第1章 「新教育」の胎動と帝国主義への志向
  • 第2章 帝国主義と教授・訓育の改造
  • 第3章 「新学校」の設立とそこでの教育
  • 第4章 デモクラシーの潮流と教育改造
  • 第5章 自由教育運動の展開
  • 第6章 国家権力と自由教育
  • 第7章 大正自由教育の遺産と歴史的役割

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 目次
  • 口絵
  • 凡例 / 8
  • 序説 / 9
  • 第一章 「新教育」の胎動と帝国主義への志向 / 21
  • 第一節 活動主義教育の実践と理論 / 21
  • (一) 樋口勘次郎 / 21
  • (二) 飛鳥山遠足 / 24
  • (三) 児童観の近代的変革 / 28
  • (四) 樋口の社会観-「国家社会主義」への癒着- / 30
  • (五) 樋口理論の果した役割 / 32
  • 第二節 「新教育論」の提唱 / 36
  • (一) 谷本富と「新人物」育成論 / 36
  • (二) 国民教育の改革構想 / 40
  • (三) 新学校への期待 / 47
  • 第二章 帝国主義と教授・訓育の改造 / 51
  • 第一節 教科内容と教科構造の修正 / 51
  • (一) 「小学校令」改訂の基本性格 / 51
  • (二) 官制カリキュラム批判 / 54
  • 第二節 棚橋源太郎と牧口常三郎の教育改革論 / 57
  • (一) 棚橋の実科教授論 / 57
  • (二) 牧口の郷土科教育 / 62
  • 第三節 帝国主義的訓育論とその実践 / 66
  • (一) 訓育・訓練の重視 / 66
  • (二) 訓育・訓練の実践方策 / 70
  • 第三章 「新学校」の設立とそこでの教育 / 81
  • 第一節 新教育論の実践化-慶応義塾と姫路師範の教育- / 81
  • 第二節 新学校の創設と教育の特色 / 85
  • (一) 日本済美学校 / 85
  • (二) 成蹊実務学校 / 87
  • (三) 帝国小学校と成蹊小学校 / 89
  • 第四章 デモクラシーの潮流と教育改造 / 98
  • 第一節 教育におけるデモクラシーの潮流 / 98
  • 第二節 臨時教育会議と教育改革 / 102
  • (一) 臨時教育会議の設置 / 102
  • (二) 学校制度の改革論議 / 103
  • (三) 教育財政の貧困 / 106
  • (四) 国民教育の強化とそのイデオロギー / 108
  • (五) 原-中橋文政 / 111
  • 第三節 及川平治と「分団式動的教育法」 / 116
  • (一) 為さしむる主義の教育 / 116
  • (二) 動的教育法の本質 / 117
  • (三) 題材論の進歩的性格 / 120
  • (四) 及川理論と実践 / 124
  • 第四節 沢柳政太郎と成城小学校 / 127
  • (一) 成城小学校の創設 / 127
  • (二) 沢柳の理想と実験研究 / 130
  • 第五章 自由教育運動の展開 / 139
  • 第一節 教育改造運動の拡がり / 139
  • (一) 杉崎瑢の実践 / 139
  • (二) 白樺派の教師たち / 142
  • (三) 八大教育主張 / 146
  • 第二節 芸術教育運動の発展 / 148
  • (一) 片上伸の文芸教育論 / 148
  • (二) 「赤い鳥」の創刊と芸術家の文部省唱歌批判 / 150
  • (三) 山本鼎と自由画教育 / 152
  • (四) 学校劇 / 154
  • 第三節 千葉師範付小の自由教育 / 155
  • (一) 公民形成のための自学と自治 / 155
  • (二) 学級自治会のねらいと組織 / 158
  • (三) 「学級自治会」活動の実際 / 162
  • (四) 手塚岸衛の自学主義理論と実践形態 / 165
  • (五) 「自由教育」運動とその立場 / 169
  • (六) 低学年の直観教授 / 172
  • 第四節 木下竹次と奈良女高師付小の教育 / 174
  • (一) 木下竹次と学習法の理論 / 174
  • (二) 学習形態-独自学習と相互学習- / 180
  • (三) 合科学習 / 185
  • 第五節 ダルトン・プランとその普及 / 190
  • (一) H・パーカーストとダルトン・プランの性格 / 190
  • (二) ダルトン・プラン普及の理由 / 192
  • (三) ダルトン・プランの実際 / 197
  • 第六節 生活学校の設立と社会改造 / 203
  • (一) 羽仁もと子と自由学園の教育 / 203
  • (二) 明星学園の教育 / 207
  • (三) 教育の世紀社と児童の村小学校 / 208
  • 第七節 自由教育と宗教 / 214
  • (一) 公教育批判の一つの観点 / 214
  • (二) 宗教的教育の実践 / 218
  • 第六章 国家権力と自由教育 / 227
  • 第一節 干渉と弾圧-「川井訓導事件」を中心に- / 227
  • 第二節 抵抗と挫折、その内的要因 / 235
  • (一) 川井訓導と信濃教育会 / 235
  • (二) 挫折の内的要因 / 238
  • 第三節 自由教育の限界の自覚と克服 / 243
  • (一) ブルジョア・カルト批判と階級教育 / 243
  • (二) 新学校教育批判と教師の苦悩 / 249
  • 第四節 国家主義との癒着 / 253
  • (一) 木下竹次と小原国芳のばあい / 253
  • (二) 赤井米吉のばあい / 256
  • 第七章 大正自由教育の遺産と歴史的役割 / 268
  • 第一節 支持基盤のぜい弱性と方法改革への自己限定 / 268
  • 第二節 小倉金之助と芦田恵之助の役割 / 273
  • (一) 小倉金之助と「数学教育の根本問題」 / 273
  • (二) 芦田恵之助の果した役割 / 276
  • あとがき / 283
  • 年表 / 289
  • 索引

「国立国会図書館デジタルコレクション」より

この本の情報

書名 大正自由教育の研究
著作者等 中野 光
書名ヨミ タイショウ ジユウ キョウイク ノ ケンキュウ
出版元 黎明書房
刊行年月 1968
ページ数 299p 図版
大きさ 22cm
ISBN 465400016X
NCID BA38776350
BN0040189X
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全国書誌番号
71010196
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
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