アドルノという「社会学者」 : 社会の分光と散乱する思想

片上 平二郎【著】

哲学者、文化批評家として語られることが多いアドルノには、社会学者という一面も存在する。本書は、社会学という経験が彼の思想にもたらした意味を考える。多様な学を横断したアドルノからは、一味違った「社会」が見えたはずだ。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 アドルノという「社会学者」
  • 第1章 アドルノ「客観性」概念の諸位相-出口なき時代と来るべきもの
  • 第2章 「社会学方法論者」としてのアドルノ-「批判」と「実証」の間で
  • 第3章 アドルノの「概念」論と社会学-批判の対象としての概念、批判の媒体としての概念
  • 第4章 断片化された世界へのまなざしと弁証法-ベンヤミンの「救済」、アドルノの「批判」
  • 第5章 アドルノの「伝統」概念-文化的保守主義は、批判理論に接続可能か?
  • 第6章 「批判的社会モデル」としてのアドルノ音楽論-コミュニケーション的実践としての音楽行為

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 アドルノという「社会学者」 : 社会の分光と散乱する思想
著作者等 片上 平二郎
書名ヨミ アドルノトイウシャカイガクシャ : シャカイノブンコウトサンランスルシソウ
出版元 晃洋書房
刊行年月 2018.2.28
ページ数 223,5p
大きさ 19cm(B6)
ISBN 978-4-7710-2982-8
NCID BB25822011
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言語 日本語
出版国 日本
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