オスマン帝国の解体 : 文化世界と国民国家

鈴木 董【著】

民族・言語・宗教が複雑に入り組み、多様な人々を包み込む中東・バルカン。その地を数世紀の長きにわたり統治したオスマン帝国の政治的アイデンティティ、社会統合、人々の共存システムとはなにか-。帝国の形成と繁栄、解体の実像、そして文化世界としてのイスラム世界の伝統を世界史的視点から位置づけ、現代にまでつながる民族紛争の淵源を探る

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1部 民族国家と文化世界(一つの世界の誕生以前
  • 民族国家への憧れ
  • 「西洋の衝撃」としてのネイション・ステイト)
  • 第2部 イスラム世界(イスラム世界の構造
  • イスラム世界秩序
  • アイデンティティ・統合・共存)
  • 第3部 オスマン帝国(イスラム的世界帝国としてのオスマン帝国
  • 「パクス・オトマニカ」の構造
  • 「西洋の衝撃」とナショナリズム
  • 「多宗教帝国」の試み
  • 帝国の終焉
  • エスニック紛争の「入れ子構造」化)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 オスマン帝国の解体 : 文化世界と国民国家
著作者等 鈴木 董
書名ヨミ オスマンテイコクノカイタイ : ブンカセカイトコクミンコッカ
シリーズ名 講談社学術文庫
出版元 講談社
刊行年月 2018.3.9
ページ数 249p
大きさ 15cm(A6)
ISBN 978-4-06-292493-1
NCID BB25731404
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言語 日本語
出版国 日本
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