茶と琉球人

武井 弘一【著】

近世琉球で、どのようなモノが、どこで生産され、誰が流通をにない、どのように消費されていたのか。大国の狭間で翻弄されつつも、日常的に茶をたしなみ、"ゆたかに"農業型社会を築いていた人びとの暮らしぶりは?庶民の姿と多様な地域性とに焦点を当て、「薩摩の世」時代の沖縄の自立を問う。モノからみた琉球史!

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 近世琉球の幕あけ(足元からみた琉球国
  • 薩摩の琉球侵攻
  • 琉球人のしたたかな計略)
  • 第1章 琉球人の自然への営みと茶(蔡温の登場
  • 浦添間切と百姓の暮らし
  • 近世琉球の自然環境と茶)
  • 第2章 球磨茶がたどった道(茶はどこから
  • 琉球人が愛した茶
  • 球磨茶に飛びついた者たち)
  • 第3章 琉球における茶の消費(士族への茶の広まり
  • 琉球社会の変容
  • 茶の出土品は語る)
  • 終章 近世琉球の"自立"とは何か(茶の生産者に思いをはせて
  • モノからみた琉球史
  • 近世琉球の"自立"を問う)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 茶と琉球人
著作者等 武井 弘一
書名ヨミ チャトリュウキュウジン
シリーズ名 岩波新書
出版元 岩波書店
刊行年月 2018.1.19
ページ数 202p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-00-431700-5
NCID BB25315625
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言語 日本語
出版国 日本
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