医者の逆説

里見清一 著

「医者にあるまじき発言」と批判されることもある。が、臨床の現場で悩み、考え抜いてきた著者の言葉は苦く、刺激的である。「"失敗しない"と言う医者を信用してはいけない」「希望はときに患者を苦しめる」「延命よりも大切なものがあるだろう」-コストも人的資源も限られている状況下で、私たちは医療に何を求め、何を諦めるべきか。遠慮も忖度も一切抜き、医者だから見える真実が詰まった比類なき一冊。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 「信頼関係」の脆弱性
  • 「気分の問題」、大問題
  • 「最後まで頑張らせる」残酷
  • 「希望」という最後の大災厄
  • 「他人事」感覚が支配する言論の荒野
  • 「紋切型」適正使用マニュアル
  • 「嫌われ者」の放歌高吟
  • きれいごと「正論」の限界
  • 全国「東京化」ののっぺらぼう
  • 「待てない」気持ちが招く破滅〔ほか〕

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 医者の逆説
著作者等 里見 清一
書名ヨミ イシャ ノ ギャクセツ
シリーズ名 新潮新書 750
出版元 新潮社
刊行年月 2018.1
ページ数 202p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-10-610750-4
NCID BB25301471
※クリックでCiNii Booksを表示
全国書誌番号
23004044
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
出版国 日本
この本を: 
このエントリーをはてなブックマークに追加

このページを印刷

外部サイトで検索

この本と繋がる本を検索

ウィキペディアから連想