未完の西郷隆盛

先崎彰容 著

西郷が目指した「国のかたち」とは、何だったのか-?アジアか西洋か。道徳か経済か。天皇か革命か-日本人はいつも自らが理想とする「国のかたち」を西郷に投影し、「第二の維新」による「もう一つの日本」の実現を求めてきた。福澤諭吉、中江兆民、頭山満から、丸山眞男、橋川文三、三島由紀夫、司馬遼太郎、江藤淳まで、西郷を論じ続けてきた思想家たちの一五〇年から、改めて「日本のかたち」を問い直す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 情報革命-福澤諭吉『丁丑公論』と西南戦争
  • 第2章 ルソー-中江兆民『民約訳解』と政治的自由
  • 第3章 アジア-頭山満『大西郷遺訓講評』とテロリズム
  • 第4章 天皇-橋川文三『西郷隆盛紀行』とヤポネシア論
  • 第5章 戦争-江藤淳『南洲残影』と二つの敗戦
  • 終章 未完-司馬遼太郎『翔ぶが如く』の問い

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 未完の西郷隆盛
著作者等 先崎 彰容
書名ヨミ ミカン ノ サイゴウ タカモリ : ニホンジン ワ ナゼ ロンジツズケル ノカ
書名別名 日本人はなぜ論じ続けるのか
シリーズ名 新潮選書
出版元 新潮社
刊行年月 2017.12
ページ数 268p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-10-603820-4
NCID BB25154490
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全国書誌番号
22999748
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言語 日本語
出版国 日本
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