小山順子 著
俊成は和歌史の上に大きな足跡を残した歌人である。私たちは俊成のすぐれた和歌を、完成した動かしがたい「古典」として受けとってしまう。けれどもそれは、はじめから絶対的な完成形をとっていたわけではない。試行錯誤も変更もあった。俊成が自分の和歌に手を入れるその過程を追うことで、和歌・和歌集についてこの歌人の考えを読み解くことができる。
「BOOKデータベース」より
[目次]
情報を取得できませんでした。
件が連想されています
ページトップへ