帝国のオペラ

広瀬大介 著

19世紀、ヨーロッパ音楽界に突如現れたワーグナーという怪物に世界は心酔した。しかしこれ以降、ドイツの音楽家たちは、この決して超えられない壁に懊悩することになる。時代はドイツ帝国成立期、まさにドイツがヨーロッパの列強とならんとする頃。大国へ、軍事国家へと舵を切るドイツの歴史を背景に、リヒャルト・シュトラウスをはじめとした音楽家たちの苦闘を描く。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 バイロイトの長い坂
  • 第1章 一八七六年、バイロイト音楽祭開幕の衝撃
  • 第2章 "パルジファル"とワーグナー直系の弟子たち
  • 第3章 リヒャルト・シュトラウス、オペラへの道程
  • 第4章 フランス・イタリアオペラの動き
  • 第5章 "サロメ"から"ばらの騎士"へ
  • 第6章 ドイツ帝国の夢の終わり

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 帝国のオペラ
著作者等 広瀬 大介
書名ヨミ テイコク ノ オペラ : ニーベルング ノ ユビワ カラ バラ ノ キシ エ
書名別名 《ニーベルングの指環》から《ばらの騎士》へ
シリーズ名 河出ブックス 099
出版元 河出書房新社
刊行年月 2016.12
ページ数 261p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-309-62499-0
NCID BB2266383X
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全国書誌番号
22833003
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言語 日本語
出版国 日本
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