堤中納言物語の言語空間

井上新子 著

王朝物語群の中で特異な光を放つ『堤中納言物語』。物語から、和歌から、時代から、その魅力の機構に迫る。天喜三年の「物語合」に関する論考もあわせて収載。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 物語文学史の変容(「人に『すみつく』かほのけしきは」-平中の妻と『はいずみ』の女
  • 『はいずみ』の散文世界-二人妻説話の変質 ほか)
  • 2 物語の形象と詩歌(『ほどほどの懸想』と「〓(ひょう)有梅」
  • 『花桜折る少将』の「桜」-詩歌の発想と物語の結構 ほか)
  • 3 歴史と物語の往還(『はなだの女御』の執筆意図-敗者へのまなざし
  • 『はなだの女御』と一条朝-花の喩えとモデルとの連関 ほか)
  • 4 集としての『堤中納言物語』(「冬ごもる」断章の表現史的位置
  • 「冬ごもる」断章と『堤中納言物語』-四季の「月」と『狭衣物語』の影 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 堤中納言物語の言語空間
著作者等 井上 新子
書名ヨミ ツツミ チュウナゴン モノガタリ ノ ゲンゴ クウカン : オリナサレル コトバ ト ジダイ
書名別名 織りなされる言葉と時代
シリーズ名 堤中納言物語
出版元 翰林書房
刊行年月 2016.5
ページ数 477p
大きさ 22cm
ISBN 978-4-87737-396-2
NCID BB2135920X
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全国書誌番号
22755979
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言語 日本語
出版国 日本
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