山本周五郎で生きる悦びを知る

福田和也 著

周五郎が直木賞をはじめ、あらゆる文学賞を辞退し続けたことは有名だ。「文学は賞のためにあるのではない」が持論だった。人間の人間らしさを生涯にわたって探求し続け、自らの生活そのものを小説にささげた作家が描いた「悦び」の深みを知る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 赤ひげ診療譚-分かりやすい正義がなぜ心に迫るのか
  • 第2章 青かべ物語-浦安生活から三十年後に綴った物語
  • 第3章 さぶ-全ては、結末の台詞を書くための道筋
  • 第4章 季節のない街-「流れ者の吹きだまり」に住む人々の生き様
  • 第5章 柳橋物語-おせんはなぜ、死を選ばなかったのか
  • 第6章 樅ノ木は残った(前)-前衛的な「現代小説」
  • 第7章 樅ノ木は残った(後)-周五郎は何を描いたのか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 山本周五郎で生きる悦びを知る
著作者等 福田 和也
書名ヨミ ヤマモト シュウゴロウ デ イキル ヨロコビ オ シル
シリーズ名 PHP新書 1038
出版元 PHP研究所
刊行年月 2016.3
ページ数 226p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-569-83053-7
NCID BB20937082
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全国書誌番号
22720517
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言語 日本語
出版国 日本
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