若林千代 著
米軍占領が始まると、人びとはジープに巻き上げられる砂塵のように、不確かな生活を強いられた。しかし、人びとはたんなる「砂塵」ではなかった。本書は東アジアの冷戦体制が形成されるなか、占領初期5年間の沖縄の政治社会がどのように形成されたのかについて、社会変容や政治意識、米軍との交渉、アメリカの対アジア政策との相互作用に焦点を当てて分析。戦後沖縄の原点を、冷戦下の国際政治と沖縄自身の政治社会という両面から見直す。
「BOOKデータベース」より
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