加藤晴久 著
ピレネー山脈に近い小村に生まれ、パリの名門高等中学校さらに最高学府エコル・ノルマル・スュペリユールに進んだブルデュー。哲学を修めた後、一兵卒として赴いたアルジェリアでの体験は社会学専攻へと問題意識の決定的転換をもたらす。現実に強い関心を持ち、批判的知識人たらんとしたブルデュー。政治問題にコミットする一方、理論構築にも抜きん出ていたブルデュー。ハビトゥス、界、文化資本などの概念を創出し、社会の動力学を極めた社会学者の「生きた知」を解読する。
「BOOKデータベース」より
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