見えないこと

アクセル・ホネット [著] ; 宮本真也, 日暮雅夫, 水上英徳 訳

その人が「見えない」とはいったいどういうことなのか-社会的には見えないことになっている人、しかし、確かに実在するその人を、われわれが「見て見ぬふりをする」のはなぜか。主体を公的に認められた人とするには、その人を認知するだけでは不十分である。認識から承認へ。相互主体性と対象関係におけるアイデンティティの問題へ。"承認論"の第一人者による、いま、もっともアクチュアルな問題提起

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 見えないこと-「承認」の道徳的エピステモロジー
  • 第2章 相互主体性の超越論的必然性-フィヒテの自然法論文における第二定理について
  • 第3章 第三者の破壊的な力について-ガダマーと、ハイデガーの相互主体性理論
  • 第4章 認識と承認-サルトルの相互主体性の理論について
  • 第5章 解釈学とヘーゲリアニズムのあいだ-ジョン・マクダウェルと道徳的実在論の挑戦
  • 第6章 対象関係論とポストモダン・アイデンティティ-精神分析は時代遅れだという思い違いについて

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 見えないこと
著作者等 Honneth, Axel
宮本 真也
日暮 雅夫
水上 英徳
ホネット アクセル
書名ヨミ ミエナイ コト : ソウゴ シュタイセイ リロン ノ ショダンカイ ニ ツイテ
書名別名 UNSICHTBARKEIT

相互主体性理論の諸段階について
シリーズ名 叢書・ウニベルシタス 1025
出版元 法政大学出版局
刊行年月 2015.5
ページ数 251,4p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-588-01025-5
NCID BB18706349
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全国書誌番号
22596275
※クリックで国立国会図書館サーチを表示
言語 日本語
原文言語 ドイツ語
出版国 日本

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