百貨店で〈趣味〉を買う

神野由紀 著

明治末期以降、都市部の新中間層は一部好事家のものだった「趣味」に憧れ、百貨店で手軽に獲得しようとした。風流な道具や趣味の人形など、百貨店で販売された商品の背後にある"良い趣味"を読み解き、その活動を考える。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1章 近代初期の消費と趣味の諸相(「良い趣味」を創り出す人々
  • 「良い趣味」を手に入れようとする人々)
  • 2章 美術をめぐる大衆の眼差し(百貨店と美術
  • 中間層における美術品の役割)
  • 3章 風流の大衆化(美術-工芸-風流道具
  • 風流道具の展開
  • 昭和初期「国風」デザインと江戸趣味)
  • 4章 人形玩具趣味の興隆(好事家と家庭-雑誌『家庭と趣味』に見る大人本位の趣味
  • 百貨店と人形玩具趣味の大衆化
  • 関東大震災後における人形玩具趣味の大衆化)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 百貨店で〈趣味〉を買う
著作者等 神野 由紀
書名ヨミ ヒャッカテン デ シュミ オ カウ : タイシュウ ショウヒ ブンカ ノ キンダイ
書名別名 大衆消費文化の近代
出版元 吉川弘文館
刊行年月 2015.5
ページ数 231p
大きさ 20cm
ISBN 978-4-642-08275-4
NCID BB18621235
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全国書誌番号
22584298
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言語 日本語
出版国 日本
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