なぜ中国は覇権の妄想をやめられないのか

石平 著

本書はまず帝国史において中華秩序の構築に失敗した国と皇帝が葬られる残酷な事実を描き出す。そして中華秩序を粉砕した近代日本やアメリカという「障害」が現れるなか、いまだ現代中国は近代以前と同じ原理で動いている。そこから浮かび上がるのは国際情勢の裏で働く「歴史の法則」だ。近代と中華秩序の最後の戦いを目前に、山本七平賞作家が打ち出す斬新な極東興亡史。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 「習近平アジア外交」に見え隠れする中華思想の亡霊
  • 第1章 二千年の帝国史が教える「中華秩序」の実体と虚構
  • 第2章 「中華秩序」を粉々に破壊したのは近代日本だった
  • 第3章 毛沢東が失敗した中華帝国の再建、〓(とう)小平の隠忍自重戦略
  • 第4章 パックス・アメリカーナinアジアVS新中華秩序
  • 終章 日本民族は「アジアの最終戦争」をどう乗り越えるべきか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 なぜ中国は覇権の妄想をやめられないのか
著作者等 石 平
書名ヨミ ナゼ チュウゴク ワ ハケン ノ モウソウ オ ヤメラレナイ ノカ : チュウカ チツジョ ノ ホンシツ オ シレバ レキシ ノ ホウソク ガ ワカル
書名別名 中華秩序の本質を知れば「歴史の法則」がわかる
シリーズ名 PHP新書 979
出版元 PHP研究所
刊行年月 2015.3
ページ数 216p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-569-82485-7
NCID BB18329652
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全国書誌番号
22553301
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言語 日本語
出版国 日本
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