八月十五日の神話

佐藤卓己 著

「戦没者を追悼し平和を祈念する日」制定が閣議決定されたのは、敗戦から三十七年が過ぎた一九八二年四月十三日である。その編成プロセスを新聞の「玉音写真」、ラジオのお盆中継、学校教科書の終戦記述から徹底検証したメディア史研究の金字塔。世界のVJデイ(九月二日)と向き合い、戦争と平和を論じるため、新たに三篇を増補。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 メディアが創った「終戦」の記憶
  • 第1章 降伏記念日から終戦記念日へ-「断絶」を演出する新聞報道
  • 第2章 玉音放送の古層-戦前と戦後をつなぐお盆ラジオ
  • 第3章 自明な記憶から曖昧な歴史へ-歴史教科書のメディア学
  • おわりにかえて-戦後世代の「終戦記念日」を!
  • 補論1 「八月十五日」の民意
  • 補論2 「八・一五革命」再考
  • 補論3 「九月ジャーナリズム」を提唱する

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 八月十五日の神話
著作者等 佐藤 卓己
書名ヨミ ハチガツ ジュウゴニチ ノ シンワ : シュウセン キネンビ ノ メディアガク
書名別名 終戦記念日のメディア学
シリーズ名 ちくま学芸文庫 サ31-2
出版元 筑摩書房
刊行年月 2014.12
版表示 増補
ページ数 358,8p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09654-8
NCID BB17487217
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全国書誌番号
22532055
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言語 日本語
出版国 日本
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