吉田松陰

桐原健真 著

幕末の尊王攘夷運動を主唱し、維新に大きな影響を与えた吉田松陰。失敗を繰り返し、太く短く終えたその生涯で、いかなる思想を抱いていたのか。膨大な書簡や意見書、著書を丹念に読み解くことで浮かび上がってきたのは、決して偏狭な原理主義者などではなく、海外の情勢に通じ、開かれた国際秩序像を持つ一個の思想家の姿だった。度重なる挫折にめげず、いかに「日本」を発見し、世界における我が国の自己像を獲得するに至ったか。その歩みを追い、「蹉跌の人」の実像に迫る。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 若き兵学師範
  • 第2章 「西洋」という他者
  • 第3章 「日本」の発見
  • 第4章 ペリーの「白旗事件」
  • 第5章 「国際社会」のなかの「帝国日本」
  • 第6章 「日本」という自己像の模索

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 吉田松陰
著作者等 桐原 健真
書名ヨミ ヨシダ ショウイン : ニホン オ ハッケン シタ シソウカ
書名別名 「日本」を発見した思想家
シリーズ名 ちくま新書 1101
出版元 筑摩書房
刊行年月 2014.12
ページ数 244,4p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-480-06807-1
NCID BB17417142
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全国書誌番号
22534793
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言語 日本語
出版国 日本
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