地方消滅の罠

山下祐介 著

「二〇四〇年までに全国の市町村の半数が消滅する」とぶちあげ、「すべての町は救えない」と煽って衝撃を与えた日本創成会議の「増田レポート」。だがその警鐘にこそ、地方を消滅へと導く罠が潜んでいる。「選択と集中」などという論理を振りかざす本当の狙いは何か。「棄民」への政策転換がなされたように見せかけているのはなぜか。限界集落問題が「つくられた」ことを示して話題となった社会学者が、増田レポートの虚妄を暴き、地方を守るために必要な論理と、再生に向けた道筋を示す。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 序章 地方消滅ショック
  • 第1章 人口減少はなぜ起きるのか
  • 第2章 地方消滅へと導くのは誰か
  • 第3章 「選択と集中」論の危うさ
  • 第4章 多様なものの共生へ
  • 第5章 「ふるさと回帰」は再生の切り札になるか
  • 第6章 持続する制度を生み出す
  • 終章 新しい社会を選べるか

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 地方消滅の罠
著作者等 山下 祐介
書名ヨミ チホウ ショウメツ ノ ワナ : マスダ レポート ト ジンコウ ゲンショウ シャカイ ノ ショウタイ
書名別名 「増田レポート」と人口減少社会の正体
シリーズ名 ちくま新書 1100
出版元 筑摩書房
刊行年月 2014.12
ページ数 301p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-480-06812-5
NCID BB17386956
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全国書誌番号
22532588
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言語 日本語
出版国 日本
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