魔女狩り

黒川正剛 著

十五世紀前半〜十八世紀後半、四万人が魔女として殺された。中世ではなく、近代黎明期に魔女狩りが大流行したのはなぜか?「魔女狩りとは何か」という問いは、「ヨーロッパ近代とは何か」という問いでもある。「視覚の特権化」「科学的自然観」「他者・周縁者の排除」。歴史学、文化論、哲学、宗教学を横断して、魔女狩りの意味論を徹底的に探究する。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 異端から魔女へ-中世末(カタリ派と「魔女」
  • 異端審問と魔女裁判 ほか)
  • 第2章 「魔女熱狂」時代前夜-十五世紀(『魔女の槌』
  • クラーメルの魔女狩り ほか)
  • 第3章 バロック時代の中の魔女裁判-十六〜十七世紀(視覚とバロック
  • 王権と魔女狩り ほか)
  • 第4章 魔女裁判時代の終焉と西欧近代の始まり-十七世紀後半(『世界図絵』と視覚
  • 『世界図絵』における魔女描写 ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 魔女狩り
著作者等 黒川 正剛
書名ヨミ マジョガリ : セイオウ ノ ミッツ ノ キンダイカ
書名別名 西欧の三つの近代化
シリーズ名 講談社選書メチエ 571
出版元 講談社
刊行年月 2014.3
ページ数 266p
大きさ 19cm
ISBN 978-4-06-258574-3
NCID BB15075784
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全国書誌番号
22384843
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言語 日本語
出版国 日本
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