言語学の教室

西村義樹, 野矢茂樹 著

「雨に降られた」はよくて「散布に落ちられた」がおかしいのは、なぜ?「西村さんが公園の猫に話しかけてきた」の違和感の正体は?認知言語学という新しい学問の、奥深い魅力に目覚めた哲学者が、専門家に難問奇問を突きつける。豊富な例文を用いた痛快な議論がくり返されるなかで、次第に明らかになる認知言語学の核心。本書は、日々慣れ親しんだ日本語が揺さぶられる、"知的探検"の生きた記録である。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1回 「彼女に泣かれた」-認知言語学の誕生
  • 第2回 「太郎が花子に話しかけてきた」-文法は意味と切り離せるか
  • 第3回 典型的な鳥と変な鳥がいる-プロトタイプと百科事典的意味論
  • 第4回 「死なれた」のか「死なせた」のか-使役構文の家族的類似性
  • 第5回 「村上春樹を読んでいる」-メトニミーをどう捉えるか
  • 第6回 「夜の底が白くなった」-メタファー、そして新しい言語観へ

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 言語学の教室
著作者等 西村 義樹
野矢 茂樹
書名ヨミ ゲンゴガク ノ キョウシツ : テツガクシャ ト マナブ ニンチ ゲンゴガク
書名別名 哲学者と学ぶ認知言語学
シリーズ名 中公新書 2220
出版元 中央公論新社
刊行年月 2013.6
ページ数 233p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-12-102220-2
NCID BB12748663
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全国書誌番号
22286474
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言語 日本語
出版国 日本
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