日本史のなかのキリスト教

長島総一郎 著

日本に初めてキリスト教の種をまいた聖フランシスコ・ザビエルやその影響から洗礼を受けたキリシタン大名、日本26殉教者の強い信仰心は驚嘆に値する。命を危険にさらしながら来日、キリシタン禁制、厳格な鎖国のなか懸命に布教を行なう人たちが後を絶たなかった。「有限の苦しみと永遠の幸せ」を信じて、健気に天の神への忠誠を誓う。病人や障がい者に対する厳しい差別があるなかで、信者たちは積極的に弱者に寄り添い、生涯を捧げていった。本書は、日本の歴史を辿りながら、有名な人物から市井の人々にまで広く焦点を当てていく。キリスト教について広く学べる解説書。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 第1章 日本史に輝くカトリックの聖者-黎明期(日本に初めてキリスト教の種を蒔いた聖フランシスコ・ザビエル
  • 天の神への忠誠を選んだキリシタン大名たち ほか)
  • 第2章 日本史に輝くカトリックの聖者-発展期(幕末、明治の黎明期に登場したプチジャン司教とド・ロ神父
  • 浦上四番崩れでも屈しなかった高木仙右衛門、そして岩永マキ ほか)
  • 第3章 日本に影響を与えたカトリックの聖者(清貧の中で愛を実践したアッシジの聖フランシスコ
  • ハンセン病者とともに生きたダミアン神父 ほか)
  • 第4章 日本における殉教の精神(キリスト教は狂信的信者の集まりか
  • 殉教について考える歴史小説 ほか)
  • 第5章 キリスト教について知っておきたいこと(キリスト教の神
  • キリストの神性(Divinity) ほか)

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 日本史のなかのキリスト教
著作者等 長島 総一郎
書名ヨミ ニホンシ ノ ナカ ノ キリストキョウ
シリーズ名 PHP新書 834
出版元 PHP研究所
刊行年月 2012.11
ページ数 233p
大きさ 18cm
ISBN 978-4-569-80884-0
NCID BB10847212
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全国書誌番号
22178681
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言語 日本語
出版国 日本
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