原典による生命科学入門

木村陽二郎 著

生命とは何か。古代ギリシアで科学が芽生えて以来、人々は生命の神秘に思いを巡らせ、医学・生物学の大発見を絶えず歴史に刻みつけてきた。本書は生命をめぐる人類の長い探究活動のなかから、世界を変えた記念碑的著作10篇を精選。ヒポクラテスの医学とアリストテレスの自然学に始まり、ハーヴィ、デカルトの機械論的人間観、ラマルクとダーウィンの進化論、メンデルとモーガンによる遺伝研究、そしてワトソン、クリックによるDNAの二重らせん構造の発見へ-。時代背景や歴史の流れを概観した解説文を各原典に付し、2500年の歴史を展望できるアンソロジー。

「BOOKデータベース」より

[目次]

  • 1 科学的生命観『神聖病について』-ヒポクラテス
  • 2 生命現象の考察『動物部分論』-アリストテレス
  • 3 生命現象への実験『動物の心臓と血液との運動に関する解剖学的研究』-ハーヴィ
  • 4 生命と機械『人間論』-デカルト
  • 5 生命と決定論『実験医学序説』-ベルナール
  • 6 生命と進化『動物哲学』-ラマルク
  • 7 進化の機構『種の起源』-ダーウィン
  • 8 生命の単位、遺伝子『雑種植物の研究』-メンデル
  • 9 遺伝子と染色体『遺伝子説』-モーガン
  • 10 生命と分子『デオキシリボ核酸の構造』-ワトソン、クリック

「BOOKデータベース」より

この本の情報

書名 原典による生命科学入門
著作者等 木村 陽二郎
書名ヨミ ゲンテン ニ ヨル セイメイ カガク ニュウモン
シリーズ名 Math & Science キ21-2
ちくま学芸文庫 キ21-2
出版元 筑摩書房
刊行年月 2012.8
ページ数 262p
大きさ 15cm
ISBN 978-4-480-09478-0
NCID BB09946986
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全国書誌番号
22154831
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言語 日本語
出版国 日本
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